今回、コロナ禍開催のため、オリンピックアスリートも、そして取材に来ているマスコミ関係者も行動に制限がかかっているのは、ご存じの通りです。そして、その不便さを、主催者側の不手際に転嫁して不満を言ってくる国もあれば、制限の中で楽しむしかないと発信してくださる方もいる。
何より、限られた中でも楽しんじゃえ！！ってのは、若いアスリートが発想の転換をしている姿がうかがえて、さすが、国のトップになる人達の精神力は違うなと感心もさせられる記事が多い。
まずは、初回から文句と、自国の事務局から連絡がないしレンタル料金も払わないから、手配ができなかった事実を棚上げに苦情だけあげてくるお国。しかし、選手に罪はないと思えば、確かにテレビも冷蔵庫もない部屋は気の毒でもあります。
「中世の日本みたい」ロシアの指摘に早急対応へ 選手村の部屋に冷蔵庫・TVなし（追記あり）（フジテレビ系（FNN）） - Yahoo!ニュース
ロシア代表選手のふざけて発信した内容を、中央日報が即日配信しています。。。
東京五輪選手村、「首を曲げてシャワー」天井が低くて長身の選手たちは大変＝韓国報道（WoW!Korea） - Yahoo!ニュース
また、美食の国のフランス人記者からは、1600円もするハンバーガーがまずいと、全世界に発信されちゃいました。
＜東京五輪＞「ゴムのような肉、これが１６００円」外信記者を唖然とさせた日本のお弁当（中央日報日本語版） - Yahoo!ニュース
これに対して太田雄貴さんは、直接招致側の日本の裏方として、誤解を生む報道なり、事情がある際は、Twitterで即時に発信なさってます。この方の新しい日本の発信力は、とても素晴らしいと思いませんか？
ベッドが段ボールで、親密になるのを禁止するためなどとフェークニュースが流されると、即座に選手村で段ボールの上でジャンプして、フェークニュースだとアスリート自ら実証してくれた方もおりました。
東京五輪選手村、性行為に段ボールベッドは耐えられるか｜アイルランド体操代表が検証
大事な足ですから、その位でもう、本当十分ですからと、おばちゃんはベッドの強度よりも、選手が足を怪我しないかとはらはらでした。
それらネガティブコメントに対し、さすが国を代表して選ばれて、コロナ禍の制限がある厳しい戦いの中でも、なお、前向きで明るい発信をしてくれるアスリート達もいます
カナダ人リポーターは、コンビニのツナおにぎりが気に入ったそうです。
コンビニおにぎり開封に大苦戦 海外五輪レポーターが日本語で悲鳴「助けてください」（THE ANSWER） - Yahoo!ニュース
ごはんはおいしい！
外出制限があるオリンピック村で、意外な場所の魅力が、再発見されました。多分、ここは、今後、日本人も撮影したがる場所になりそうですが、すると、車はどうするのでしょうか。
以外に好評を博したのは、高額にも関わらず、自動販売機。え、そこですかと、逆に自動販売機なぞ見慣れているこちらとしては、ちょっと驚きました。
コカ・コーラ1本280円は、ちょっと、高いという苦情には、正直、同意せざるえません。これは完全は私見ですが、参加している国のマスコミルームに設置の自動販売機だけで、アスリートは木札で買えるという事は、マスコミが1本買ってくれる事で、自国の参加選手分を寄付していただく仕組みですと、これもＪＯＣ内での、借金を少しでも減らしたいという苦肉の策だと発信すれば、少しは反発も減るかもしれません。
トライアスロン実況中に、選手が通った横にそびえたつガンダムには、ざわつきが起こったそうな。
イギリス英語のヒアリングの練習にもなります。食堂、ランドリールームへの依頼の仕方、そしてPCR検査キットまで紹介してくれます（9:09～)。その時の彼の表情が、参加選手がどれだけドキドキしながら電話を受けるのかわかる瞬間が偶然とれてしまい、こちらまで胸がきゅっとしました。最後まで感染せずに無事に競技を終え、金メダルを獲得したトーマス・デーリー選手のYoutubeです。文武両道！！
「ゲイで、オリンピックチャンピオンであることは誇り」高飛び込み金の英選手、LGBTQの人たちへメッセージ | ハフポスト
すごいハンサムボーイで、表情が豊かな人だと思ってみてました。うう、残念がる女性多数ですね。。。
そして、最後に、選手村の角部屋からの絶景と、鍛え抜かれたアスリートのメリハリボディ、そして、背にはカナダのメープルリーフと、今回のオリンピックの代表的写真になるのではないかという写真まで、選手自ら発信してくれています。
練習さえ思い通りにはできなかったろうに、全力を尽くして競いあう選手たちには、 頭、能天気の日本人としては、これだけで、何か胸が熱く嬉しくなってきます。
そんな中、すでに東京都の7月27日コロナ感染者が２８００人越えと、医療崩壊が懸念されるという、痛みと喜び、そしてクラスターへの恐れの板挟みの、何とも微妙なオリンピック前半が終了しつつあります。はてさて、中盤、そして、パラリンピックまで我々は支え切れるのでしょうか。
これ以上クラスターが発生する事もなく、無事に終わる事を祈るばかりです。
何より3兆円もの費用は結局、税金で次世代につけがまた増えてしまいました。。。
↓ 小説書いてます。ご一読いただければ幸いです。
わんぐっどてぃんぐ: 第一部 戦中編 (恋愛小説 ファンタジー)
