私見: 感染者数1万人、、、令和の「ええじゃないか」は庶民の自暴自棄な抵抗

 増え続けるコロナ感染者数。規制しても増え続けるオリンピック競技の立ち見観客。それでも続けると断言し続ける、目が泳いじゃっているよ菅首相。この目、きょどってるって、こんな非常時には、損な人相ではあります。

 

  ワクチン2回目の接種が終わった人は27%。約4分の1。vdata.nikkei.com

 

 よしんば感染したとしても、死なない、もう治療薬もそろそろでき始めている。ワクチン接種したから、外に出ても大丈夫、と考えて行動に出る人々と、まだ予約が取れずうつされたら重症化の懸念がある人との考え方の違いが、私の生活地域でも、あちらこちらで、最近起きている。

 特に暇を持て余している年金受け取り世代で、ワクチン接種した世代の地域活動再開要望には、正直、あさはか、と、年長者を敬いたい気持ちはあるのだが、、、辟易している

 

 先日、渋谷に仕事で久しぶりに出たが、若い人が多い。マスクはしているが、こんな平日の昼間に出歩く用事は何だろうか。若い人は感染しても重症化しないから、彼らは、30代から50代まで、まだワクチンにありつけないでいる生活背負って、子供教育して、田舎の老親の愚痴を聞いて、、、と、、自分が倒れるわけには絶対にいかないという切迫した義務感に押しつぶされそうな世代とは違う。

 オリンピック競技を応援するために、沿道に密、密、密で立つ人々の姿をニュースで見てむなしくなる。もう、非常事態宣言なんて、何の抑制力もないでしょ。 

 

 この自分だけ、よければそれで良いっていうのは、、、ある種の絶望感、無力感の裏返しではないかと、これは、令和の「ええじゃないか」と、浮かれ騒ぐ庶民を彷彿させた。

ja.wikipedia.org

 

 目の前の辛すぎる現実は、もう自分一人ではどうする事もできない。今を楽しんでしまえ!!!って、後先かえりみないバカ騒ぎ。

 

 政府みずからが、国民を犠牲にする選択をした現在、これを鎮め、庶民に自分の命を考えなければならない契機となるのは、パラリンピック(2021年8月24日(火)~9月5日)の中止をせざる得ないという、政府の大英断しかない。そして、今回中世の植民地事業となんらかわりがなかったと露呈したIOCバッハ会長から、「ありがとう日本」と口先だけでも感謝の言葉と、さらには、醜悪なぼったくり集団の即時、国外退去のみ。

 庶民のこの種火のような怒りを納めない限りは、感染者数は減らないだろう。

 

 まちがっても、国民的人気者のさらなるコロナ感染、そして哀しいお別れで、コロナがまだ怖いと庶民みずから涙ながらに自宅にこもるなどという悲劇がまた起こることなどないよう、何もできない無力な庶民は、ニュースを心配しながら見るしかない日々である。

 世界的世論のたかまりと、医学的権威者たちの応援を願います。
www.bbc.com

 

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