心より、ご冥福をお祈りいたします。
お昼から、結局何も手につかず、テレビをつけては、消し、そして、やはり安倍元首相がお亡くなりになってしまいました。
いろいろ、噂もありましたが、犯人は政治的な裏はないと供述しているそうです。
そして、アメリカのWall Street Journalは、「日本の国防を強化した指導者が死亡した」とした上で、「アメリカとの関係強化によって日本の安全保障の役割を拡大させたが、同時に国民を分断させた」と伝えている。」との事でした。
【詳報】安倍元首相、銃撃され死亡 発生から2時間半後までの出来事:朝日新聞デジタル
生まれる前の話ではありますが、二・二六事件が起こり、青年将校が、高橋是清蔵相らを暗殺したのが、1936年。それから、なだれを打つように時勢が変わり、日本が第二次世界大戦に参戦したのが、1941年の日本のマレー戦への参加。1945年の8月に広島原爆投下、敗戦となる。
亡くなられた方を誹謗したくはないが元首相にも、桜、モリカケといろいろな問題がありました。犯人は社会的にいろいろ屈折している41才の男性という事で、これから捜査が進むにつれ、どんな理由があったのか報道を待つしかない。
「あなたが残した分断と政策行き詰まりに苦しむのは私たちです」 安倍首相への手紙 | 毎日新聞
ここから先は、おばちゃんの胸騒ぎ。。。何の根拠もない。
おそらくこのままだと、日本の民主主義を守るという正義感をたきつけられて、自民党が圧勝してしまうだろう。頼りになる防波堤になりうる野党と言えば、、、情けない。
すると、ますます、日本は、ウクライナを支援し、ロシア、中国を敵に回すだろう。
戦争に向かう時の危うさ、報道の節操のなさ、政治家が信用できなかったと実体験している世代、焼野原をはいずりまわり、食う物もない所から立ち上がった世代は、今や80代半ばだ。
投票する人の中に、反対意見も大事、ブレーキを踏む人も大事と意識できる人がどのくらいいるだろうか。
この選挙で、一党が圧勝してしまう事が、多分、3,4年後の日本を決めてしまう。
そして、残念ながら、あまり良い未来が想像できないのは、私だけだろうか。
すぐに日本の領土が脅かされる確率よりも、
今年の秋に食料難で物価がさらに高騰する。
株価が暴落して、日本の年金が大損する。
ことのほうが確実に、確率は高いから、日本がウクライナのような受難を味わう心配なんて、確率としてはまだまだ低いだろうけど。。。言える事は、ますます苦しい人は苦しくなっていくだけだろうって事。
古い映画で知る限りは、二・二六事件の夜は、雪で、兵隊さんの足音が深夜に雪を踏みしめて近づいてくるのが、怖さをあおっていましたね。
今回の歴史的大事件だと、無防備に背中から打たれて倒れ、救急車と叫んでいる映像に、ヘリコプターで運ばれるブルーシートで隠された元首相の姿。そして首相官邸にヘリコプターで官邸に戻ってきた現首相が執務室で、病状が心肺停止で希望がない事を知り、嗚咽する現首相。
そして選挙中だ、そんな顔で記者会見してはいけないと、大臣たちに促され会見に向かう。真っ赤な目をして何度も天井を見上げ返答を考える現首相の顔。
静かにピー、ピーと集中治療室の呼吸器につながれて動かない元首相の顔に変わる。
スピード感と情報量が、雪を踏みしめる音じゃなくて、ヘリコプターのビュンビュンって、あの音に感じます。
映画なら2,3分の事だけど、今日が日本の将来を決めてしまった日にならないよう。
将来の映画のネタにされないよう、選挙の時には、絶対に、しっかり自分の考えで投票して欲しい。同情票だけは入れないで欲しい。
議論も大事。
政治家だけじゃない、私たちも器を試されている。
日本の将来を守るのは、日本人だけです。ここで、浮足だってはならない。
今日は取り急ぎ、書きました。
ご家族の心痛を思うと、涙がでます。朝は元気だったのに、辛すぎます。
心よりご冥福をお祈りいたします。
↓ 小説書いてます。ご一読いただければ幸いです。
わんぐっどてぃんぐ: 第一部 戦中編 (恋愛小説 ファンタジー)