私見: 過酷な受験競争を再開させ生き残る覚悟

高齢化社会である。

年金も65才まで働かなければならない状況だ。

じじ、ばばばかりで、労働力は減るばかりだ。

近隣の国々からは頻繁にミサイルを打たれて、防衛にも人がいる。

結婚しないから子供は生まれない。

働ける人が少なくなるばかりだ。

残った人材でいかに効率よく利益を上げていくか、生産性を上げなければならない。

この30年結局、日本の会社には、自分たちで何かを作りだすことができなかった。

外資に頼るしかない。

アメリカは、学歴社会だ。

中国も韓国も現在、過酷なまでの受験競争を若者に課し過酷な学歴社会だ。

中国は近々にもアメリカをしのぐだろう。韓国にはサムソンというマーケッテイング能力にたけた成功事例がある。

 受験戦争の激化と国力が正比例している。若い時に無駄な勉強などないという根拠になりえる。

 

日本だけは、風の時代とか、人は自由になるとか、

なんか、のんびり、今のままの平安が続くと想定して、

何か、何の焦りも感じられない。

 特に中年と、若い人のスピリチュアルを聞いていると、これで何が変わるのかと、正直不安になる。スピリチュアルは、精一杯力の限り働いた人間が、精神を壊してしまう前にストレスを上手に抜くための自己コントロールでこそ意味がある。ヨガやマインドフルネスは、論文にもある位、認められている。

 しかし、奇跡や、棚ぼた、宝くじを願うための現世利益のためだけなら、お花畑ちゃんとしか言いようがない。

 

 新聞やマスコミに頻繁に意見を載せる人々が50代で、それなりに人生を過ごしてきて、先行きもどうにかなると見えてきた成功した人々が意見を出している。

 切実に、未来の不安定さを感じている若者層は、差別だ、昔の人は逃げ切りだと、他人を責めるばかりで、

 何をどうして行こうか

 何をどうしたら良くなるだろうか

 

 あまりに厳しすぎる人は、結局、何となく居づらくなる。奇妙なゆるい社会になった。一生懸命働いた人間や、明らかに能力のある人が突然、枠組みを飛び出し、自分の人生を自分で歩く決心を宣言した40代がいる。あのまま古い体制の中でぬくぬく生き残る道もあったはずだ。

 体力、気力、能力、ぎりぎりまで努力した結果の判断だろう。

 残りの人生は、自分の力を試したい。

 突き詰めたら、会社を辞めるしかなかった。

 それは、能力の限りを極めたと本人が思ったから、できた判断だったに違いない。

 正直、これからどう化けてくれるのか、楽しみでしょうがない。 

 滝沢秀明のツイッター開設がこれほど騒がれる訳 | テレビ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 くれぐれも燃え盛る火口近くにまでは近づき過ぎないでいただきたい。我々は、あまりに有能な才能ある若者の突然の別れに、心から怯えているのだ。

 若者に願う事は、元気が一番なのである。 

 

 人間、努力の限りを尽くしたから、できた。

 あれができるなら、もっと違う能力もあるに違いない。

 若い時に成功体験がある人は、逆境に落とされても、仲間に踏みにじられても自分の力をどこか信じられる。

 それは、若い時にぎりぎり、24時間を計算して、受験勉強や仕事に時間を捧げ、そして勝った成功体験があるからだ。

 恋愛は理不尽と理解できない事態の連続だ。

 遺伝病は、神を恨むしかない不条理きわまりない、現実で、誰が悪くもない。

 仕事は、本人の努力とは全く別の他人や同僚の意地悪ややっかみという、誠に厄介極まりない人間関係という別の努力が必要になる。

 人生で、勉強ほど、簡単に素直に努力を反映してくれるものは他にない。 

 そして、学歴ほど、人生のスタートを切るのに、一生有効な資格もない。

 そろそろ、日本人は、学歴がいかに国際社会で生きる上の判断材料になっており、そして、これほど一番シンプルに努力が認められる物もないと認めるだろう。

 ゆとり教育は2010年に終わったとwikipediaには書いてあったが、日本人からは必死な競争に挑む噂はあまり聞こえてこない。子育て世代は、どう考えているのだろうか。

ゆとり教育 - Wikipedia

 おそらく、今の40、50代が早期退職に追いやられたせいで、勉強しても見返りがないと判断した親世代の理不尽への怒りや諦めが、子供の人生に悪影響を与えていないだろうか。

 ITが急速に発達して、人から仕事を奪った30年に夢やぶれた我々の世代が、

 これから40年を労働者として生きなければならない子供たちの人生を方向づけるのは正しい事だろうか。

 

 真剣に、もう一度、日本人は、戦い生き残る。今度は、国際社会で生き残るための学歴を取得する方法を模索する時代に入るべきではないだろうか。

 そういう意味では、今、私が細々と、なんと60になろうというおばちゃんが、続けているインターネット大学にはMBAもある。英語の授業だから、一生懸命、勉強しないと課題も理解できない。結構、大変です。それなのに、インターネット大学だから、当然金持ちしか入れなく6大学を卒業した人々にはかなうべくもない。スタートからして格差はあるのは事実だ。

 

 それでも、日本にいながらでも必ず道は開ける(と、くじけそうな時は繰り返す)。 

 インターネットで働ける時代だ。

 私も貧乏に生まれようが、親が少々問題ありだろうが、何とかなった(ごめん、バブルの時だけは)。

 

要は、本人の人生は、自分の足で開く覚悟があるかないかなのである。

 

www.uopeople.edu

 

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