上野まで行ってきました。
国立西洋美術館は、JR上野駅を出るとすぐ目の前です。従い、比較的、行きやすい美術館です。平日金曜で、前売り券を持っていたのですぐ入れました。
圧巻は、マルモッタン・モネ美術館から多数の晩年の作品が日本に来ている事です。合計60点のモネの作品を日本で見れる、とてもありがたい展覧会です。
入口入ってすぐにあるボートの上の女性を描いた作品など、当時パリで沢山の作品を買い付けた松方幸次郎コレクションが今では、非常に貴重な財産になっています。あらためて、生きた金の使い方に感謝しました。この絵は、先のARTの授業で、印象派が浮世絵から影響を受けた構図の斬新さでも紹介されていた絵です。それが日本で大事に今も鑑賞されているって、縁を感じませんか。
今まで見た事のない「藤」の前には何度も戻り、薄紫の上品な背景から、この柄を着物にうつしたらさぞかし美しい着物になるに違いないと、しばらく見とれました。私は、3番目の部屋(大装飾画への道)が一番、印象に残っています。
モネが名声を得た後に、自分の作品を展示しようと美術館を計画しました。準備で習作していたのですが、計画は頓挫しました。その習作は、現存するオランジェリー美術館の睡蓮とは違い、少し日本の浮世絵の影響があるような丸い睡蓮の輪や、先の藤などが描かれています。頓挫してしまった美術館ができていれば、どれほど美しい空間になっただろうと残念に思いました。
一部屋だけ、写真撮影が可能な部屋があり、皆、撮影していました。日本人は印象派、特にモネが好きなんだなと、皆をながめ私も写真をとりました。
東京では、2025年2月11日までです。その後、大阪に行くそうです。お時間をとり、是非、贅沢な時間をお過ごしください。
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2024monet.html
今は足の脛が、パンパンです。
P.S.
腹ごしらえに、Atre2階のつばめグリルで、上野駅限定、八丁味噌デミグラスソースの煮込みハンブルグステーキランチいただきました。
美味、美味。昔大好きだった、トマトのサラダが出てこなかったので、多分、ご時勢がら、庶民の財布をおもんばかって別に注文しなければいけなくなったのかと、ちょっと、残念でした。でも、おいしかったから、満足でした。
(写真のお値段はすでにあがっていました。)
あれれ、展覧会のチケット見せたらコーヒーのサービスがあったのか?聞けば良かった。こういう所が、せっかちだから、損するのよね。
地下鉄組でお若い方にはハンバーグおすすめです。近くのお蕎麦屋さんもおいしそうでした。いつも上野の美術館近くは内容の割にお高いと思いましたが、Atreには庶民的なお店が入ってました。
上野3代目のたいめいけんは、JRの切符がないとたどり着けない3Fでした。残念。
↓ 小説書いてます。ご一読いただければ幸いです。
わんぐっどてぃんぐ: 第一部 戦中編 (恋愛小説 ファンタジー)