理性的に考えて、誰の得にもならなかった関係の二人。この１週間、この騒動でした。女達の怒りに火をつけた俳優の東出昌大と、唐田ゆかり。
そして、期せずして、現代のワンオペ育児に苦悩する女性の怒りよ燃えよ！！とばかりに、１週間にわたりインターネット社会を揺るがした不倫。
命掛けで子供を生み、３時間おきに授乳し、突然の発熱に動揺し、まだ悪露、痛む体で夫の浮気が怖くて夜の相手もこなしつつ、朝には満員電車で小突かれ男社会の会社で働き、家に戻れば協力しない全く使えない夫に怒り心頭。でも経済力から離婚はできない。
しかしインターネット上で見つけた、二人の前世。因縁。
すこぶる、心揺さぶる内容でした。 極めて文学的題材の宝庫だ。
良い悪い、損、得、好き嫌い。ただ体だけ。一瞬に燃え上がる愛。添えない悲恋。現実には不似合いな二人。激しく惹かれ何度別れてても、また別れられない不倫。（期せずして唐田で、変換すると体となる。棒と揶揄されても表現者になった東出。彼の趣味が剣道、落語、囲碁と言う所が、前世は働かないで食える地主か？と妄想が膨らむ。今世でも建前から別れないと発表しつつ、愛人ちゃんには会いたいと手紙を書いちゃう、今だに記者会見もなく、前世同様に優柔不断な「ぼくちゃん」）
仮に今後二人が結ばれたとしても、今度は、東出さんが財力や仕事に恵まれた過去を忘れられず苦しむ現実は、物見の他人からはもう目に見えています。（過去世で母の反対）
この１週間の騒動。この超格差社会で、また二人が出会った事。そこに意味がある。
今、書いている戦後、女性が財産権を得て財産の所有が許され、優生保護法で中絶を選択する権利を認められ、医学、薬剤の進歩が女達の社会的立場を、戦前の無力な者から変えた。だが、権利を得た後、産む性としての現実は決して甘くはなかった。
この１週間の芸能夫婦の離婚騒動にも、女性の立場の変化と現代の状況が反映されている。
この騒動で、４０代以上の頭の固い男 vs 現代の女達 の価値観の相違、現在の女の苦悩が浮き彫りになり、さらに擁護する男性陣の（浮気位。甲斐性。国力が弱まる？？、なぜ騒ぐ？）など、現代でもなお、男女の性差、意識、立場の違いが明確になったと思うからです。唯一納得できる男性陣のコメントは、愛と嫉妬は違うです。2/１現在、杏ちゃん側のコメントが一切なく、夫のキャリアを救う手立てを示していません。ため、彼の立場は悪くなるばかりです。恐らく、愛した故の怒りで、相手を破滅しかねない現況を、愛と嫉妬は違うと表現したと、このコメンテータは深いと思いました。
（現世でも財力に恵まれた）杏ちゃん、渡辺ファミリーがこのお子様たちを守り育ててくださり、お父様から続く因縁を断ち切って、より良い人生を、（特に杏ちゃん）なさる事を（そして唐田さんも、どうか短慮で、欲深い魑魅魍魎の餌食にならぬよう。）祈るばかりです。
以下、前世占いです。
信じる信じないは別にして。
前世占いで、唐田さん貧乏な家の娘で、裕福な家の息子との結婚を反対されて、裕福な息子が泣く泣く違う女性と結婚して結ばれなかったそうです。
すると、現世ではどうしても、自分の物にしたかった異常な執着、説得されても別れられない二人、そして結果、家族を不幸にした、この騒動がわかります。私は理性では別れられなかった東出さんの男ゆえの煩悩と優柔不断ゆえの罪も、女性に教育がほどこされなかった過去世同様の唐田さんの切ない恋情と抑制のきかない承認欲求もわかります。
前世で反対したのも母（女）でした。
この東出、唐田の行く着く先は、今世でも悲劇でした。（2020年１月末）
それでもなお、この二人が杏ちゃん、当代一流とかしましい女達があがめる女性と自らの子供を犠牲にして、この誰の幸せにもなってない醜聞の理由が納得できました。
お互いに求めあう気持ちが、今、この格差社会で、前世でも財力、才能（教育）、生まれの格差の犠牲であった二人が、そこに煩悩と理性の葛藤もあり、今世で衆目に注目される芸能人夫婦で、結婚後に騒動になったのもカルマと思います。
そろそろ、妻の杏ちゃんが、彼を破滅させずに、子供たちの養育費を稼がせられる位の立ち位置を与える方が得策と動くのが賢明な時期かと思います。破滅させても、どうせ今後も禄でもない煩悩に振り回され下ネタ醜聞を繰り返すだけで、一生その人の子供である事実は変えられない事を考えたら、そこそこ仕事してくれた方が子供の将来のために良いと強く思います。
妻は離婚すれば他人になれるが、子供は遺伝子でつながっている。その人にこれ以上愚かな行為をさせない、逆境から立ち上がって父親としての席を確保する可能性を与えてあげるのも愛です。ここから先は、杏ちゃんの冷静なビジネス判断が必要です。
歴史上まれな働く権利、財産を所有できる自由を手に入れた働く女、母がんばれ！
