私見: コロナ禍でデモ、お家に帰っておいで

 思った通り、アメリカのデモはさらに混迷が深まっているようだ。他国の事ながら、子供の頃から憧れたアメリカの負の部分を見せつけられるのは、何とも気持ちが悪い。日本だってこの30年も経済は低迷し、東日本大震災だの、大雨、川決壊だの、熊本地震だの他国の心配などしている場合ではないのだが。

 

 予想通り、アメリカのコロナ死亡予想数が上方修正され、17万人から20万人と修正された。

↓ 米の死者予測、20万人に

https://news.yahoo.co.jp/articles/8db50212090179d69f731fd95ba955856cb0d24b

  

 人種差別を抗議するデモが平和的に広がるなかで、当然、狂信的なグループもあるはずで、黒人男性が、公共の公園で首つり自殺か他殺なのか、徹底的に調査すると当局は発表している。

 

 どうも、日本に生まれて黄色人種が圧倒的多数の中で教育され、生活していると、今回のコロナ禍での抗議デモが、納得できない。しかも医療従事者までもが膝まづいている報道には、命がけで治療にあたっている人々が、コロナ感染が多いに懸念されるデモに賛同する事が腑に落ちない。

 しかし、この記事を読んだ時に、なぜ命をかけてもデモに参加するのか腹に落ちた。

↓ 米の米の病院、コロナ治療で1億円超請求 2カ月入院の70歳男性に

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061400163&g=int

 

 超格差社会で、負け組になってしまえば、コロナに感染したら、即、破産か死。仕事もなく、腹が減り、道を歩けば、簡単に殺されてしまう。生きても地獄、なのだ。

 この超格差社会と、国民健康保険がないという不平等社会の矛盾に、目に見えない新型ウィルス。長い歴史的差別。どこにぶつけようもない怒りがデモの原動力なのだろう。

 

 影響力のあるセレブも、賛同する声は上げても、コロナに感染してしまうからStay Homeとは誰も声を上げない。言えないほどの怒りのエネルギーがたぎっているのだ。この件に関しては、他国から見てるだけなら、超面白いキャラのトランプ大統領も、収拾するではなく、軍を派遣するなど逆に分断をあおる発言しかできていない。

 

 でも、そろそろ、何とか、平和的デモも止めようか。一番、効果的で、反発を食らわない方法は何だろうかと、考えた。

 

 人間の心を一瞬で温かくして、里心つかせるもの。それは、子供の頃、愛してくれた人の台所の匂いだ。自分の母親だとまだ若いから攻撃したくなる。だが、おばあちゃんなら、自分も幼少期に大事にしてくれた人だし、平和的デモに参加するほどの成長した人なら攻撃対象にはしないだろう。

 

 Your dinner is ready.  Come back HOME!

 ごはんできたよ、お家に帰っておいで!

 軍や催涙ガスで脅しつけるよりも、超有名大学を卒業した超頭良いお医者さんの論理的な説明よりも、Grandmaの一声の方が何倍も効果あるだろうと思うのだが、どうだろうか。

 こんな考えも文化の違い、母系社会の日本と、父系社会のアメリカの文化の違いを理解できていないせいだろうか。

 とにかく、ニュースを見ていても、頼りのアメリカがもめて分断がすすみ、お隣との冷戦に負けてしまえば、日本は、、、と心配になる。どうしたって、アメリカには、コロナでも平和的デモも、穏便に平和に、そして強い国であってくれなくてはならないのだ。

 誰か拡散して、そしてデーブスペクターさんが通訳してくれたら、、、なんてね。

 

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モデルは白人との混血か。お皿はシチューか温かい料理。人がいないなら有名漫画かに描いてもらう。

  有色人種との混血のおばあちゃんが、夕飯の準備をしている。つけているテレビからは、クオモNY知事や、ニュースが流れコロナ感染の第二波が広がり危険な状態が、小さく画面に映りこんでる。おばあちゃんが鍋から味見をして、おいしいと満面の笑みだ。そしてカメラ目線で、

 That's enouth today.  Dinner is ready, it's time to come back HOME.

 

 こんな感じはどうだろう。

 

 そろそろ、お昼だ。内は、今日は湯通ししたうどんに、キュウリとシソの葉をきざみ、そこに半熟卵と納豆のぶっかけうどんだよ~~~。おなかすいた。お家に帰ろ!

 

 え、帰る家も、心配してくれる家族もない。。。

 

 どうすれば、この不幸のスパイラルを変えられるだろうか。。。

 アメリカのデモは、当分、収まる気配がない。そして、コロナ禍もだ。

 

↓ 

小説書いてます。ご一読いただければ幸いです。

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