私見: 突き詰めれば「人間のエゴ」の行きつく先、アメリカ

  アメリカ選挙の最初は、本当に、簡単な政党同士の醜いゴシップ合戦でした。それが、朝起きたら、形勢が逆転して、2時間でバイデン候補にだけ票が入り、そして、逆転勝利でした。それが、どうも不正が疑われました。ところがマスメディアが一斉にバイデン候補者の当選確実を報道始めた事で、むしろ、これは偏向報道ではないかと、一方の利益だけをすり込もうとするマスコミへの不信からさらに疑惑が深まりました。

 さらに裏に他国の介入が疑われ、ますますマスコミは勝利確定を流し続けた事で、これは一部の超エリート集団がと疑いが深まりました。

 ワシントンなどでは、先週あたりからついにデモ隊と阻止しようとする側で小競り合にまでエスカレートしてしまう事件が報道されています。

 そんなにバイデン勝利を疑い、信用できない心の奥には、不当な差別を30年にわたり、次第に真綿で首をしめつけられるように受け続けた超格差社会で「Loser」負け組とされた、突き落とされてしまった人間の怒りがあると思います。

 これほど怪しい選挙をしても、なお、政権に死守しようとする側には、利権とさらなるグローバリズムを推進して、是が非でも既得権から利益を確保したい、人間のエゴが透けてみえます。

 アメリカの大地が真っ赤に染まってみえる。

 それは、トランプ支持者の旗のはずでした。

 今、それが、銃社会アメリカ内での争いに発展しそうな状況になりました。

 

 突き詰めれば、人間の肥大し続ける醜いエゴ「利益」、国境を越えても支配したい「エゴ」。本来、自分が生まれた大地で健やかに生きていければ満足できた人生であったのに、なぜか、いつの間にか、他国まで侵入して、そして子孫を増やし、そして、今、内部から、今度は他国の権力をコントロールしようと、「エゴ」の増大が止まりません。すでにその地で生まれた子孫は国民ですから、その「エゴ」が「権利」になってしまった以上、もう、境界線がひけなくなっています。根を下ろしてしまっている。

 

 アメリカ人は主張しなければ、権利が認められない。友達の間は面白いが、怒らせるとまず絶対ひかない。そんなアメリカ人をも弱らせる侵食が、長きにわたりすすんでいた。そして、侵食している側は、見えないように巧妙に手練手管でいつの間にか考え方、口の利き方、賄賂、そして、利益をかすめ取っていくのが非常にうまい民族でした。移民を続けた上にこのように文化が溶け合い、いつの間にか、そちらの方が強くなってしまっていました。

 この不正選挙は単なる事件であって、長い間侵食され続けた結果、どうやら、アメリカ人が、すでにステレオタイプの移民の国ではもうなくなっていた。この争いは根が深い。

 根底から侵食され、異なる国になるのか、それとも、元の移民の国としてそれなりに自由主義を守りとおす事ができるようになるのでしょうか。

 

 不正選挙を援護しておられた有名コメンテータの方々、あなた方の自分だけはエリートで、金持ちだから、バイデンが勝ちだとコメントしていた。これから、どうして、こんな事になったと祖国が荒れていくのを目にする事になるでしょう。選民意識におごった「エゴ」、自分だけ良ければそれで良い、そんな「エゴ」が侵食された、その結果が、これから起こる暴動、崩壊、無秩序の培養土になったのです。

 トランプ派でデモとだけ報道されているワシントンで起こったアンティファやBLMの暴れているビデオをみて考えました。

 

日本も、コロナ禍の中、不安定な世界情勢に向き合う厳しい時間が始まりかねない。

厳しい冬になるでしょう。

 

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