あれほど、反対したにも関わらず、連日、オリンピックがらみのニュースに一喜一憂してしまう。我ながら、小市民である。朝令暮改は棚にあげるのだ。
今日はニュースを2度読み直した。
なんと、ビーチハンドボール女子のユニフォーム規定に違反したと、女子アスリートが約19万円の罰金を払わされる事になったらしい。
「女子は側面の生地の幅が最大10センチまでで、脚の付け根に向かって切り込んだ形のぴったりとしたビキニパンツを着用しなければならないと定められている。」
意味がわからず、二度見、三度見してしまった。セクハラじゃないのか、女性アスリートがそれに抵抗して長めのパンツをはいたら、19万円の罰金を選手に科したって、、、、
なんだ、この規定は?
ここで、なぜか、IOCのバッハ会長とか、オーストラリアの女性首相を恫喝したというコーツ氏の顔が浮かんできた。
世の中、腐ってる。芯の芯まで腐ってる。
最近、ヨーロッパも想像以上に男尊女卑、人品下劣と思い知らされるニュースが多い。
権利を主張しすぎて警官の数を減らしすぎて、今や万引き天国の無法地帯になっているというアメリカの一部都市のニュースに、やりすぎだろうBLMと思う日々だが、さすがに、この19万円罰金を科す、国際ハンドボール連盟(IHF)の懲罰委員会もやりすぎだろう。集団訴訟とか、人権団体が動かないのだろうか。
ちなみに、アメリカの有名歌手さんが献金してくれるそうで、ビキニ着用しなかった女子選手の懐は、心以上程には痛まないとのこと。
そして、遠い空、何の力もない小市民も、心ひそかに、あまりにひどい女性差別に、思わず応援する。
女性アスリート、がんばれ!!
これで、また一つオリンピック試合を応援する視点が増えたのであった。
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