UoPeople大学の短大に入って、翻訳に必要な基礎知識を強制的に身に着けてしまおうと始まった、大学受験。その難関は、何といっても初めてのオンラインでのReportの提出方法と、ProctorU での英語の試験参加方法でした。(IT...)
最後の試験がProctorU という初めてのPC により監視されている試験でした。しかも問題を解いていて"Close the Window" というボタンを押した途端、試験が終わってしまった。Save した覚えがない。自分の点数を確認できる画面に行っても、ゼロ点のままだった。3 日目頃には、やはり最後のSave ボタンを押しそびれて、自分はテストを失敗してしまったと、あきらめの境地に至った。勉強は回り道だから、早くに金になるバイトを探さなければとあきらめかけていた。(このご時世に、グレーヘアーのおばちゃん、派遣なんてあるわけないだろうし。。。)
どうやら、何とかテストはパスしたらしい。
ちなみにProctorUの使用料は、1500円から2300円位で、テスト時間によるようです。アメリカまでの飛行機代、何より高いドミトリー料金を考えれば何ともない。ITの進化に心より感謝します。
次は、Univ100 、大学での勉強の仕方?コースと、もう一つを強制的に取らされる。このコースまではある一定以上点数が取れていないと、次の本格的な解剖学だの栄養学だの、単語を覚えておきたい大事なコースを取らしてもらえません。回り道だから、受かってなくても良いとも思うが、せっかくのマイルストーンなので、怠惰な性格の私には、宿題と提出日がある何かは、必要です。
さて、英検準1級や、TOEFL で500以上取れてない人のため、義務的に受けさせられるEnglish Composition 1 の感想を述べます。
English Proficiency ( 英語能力の証明)
https://www.uopeople.edu/become-student/admission/for-non-native-english-speakers/
以下、長くなるので、真剣に勉強したい人には意味があると思います。
1.ラジオボタンがある課題は全部提出する事。
大学のCatalog には、点数がカウントされないと書いてあったと絶対確認したのに、評価基準内で提出していない課題が2つもあった。これが、ゼロ点になってしまっていた。それで、合格基準の73% を超えられないかと心配する羽目になった。
2.仲間の提出Report を評価するときには誠実、公平であること。
正直、世界から参加していろんな人がいて、かなり???な提出をしている人もいた。英語で1,2行コメントを要求され、評価点数をつけています。誠実、かつ公平に評価したい。それから、あまり個人的な事も書かないでいただきたい。すごい美人がいたのだが、孤児だとか何度も書かれてしまい、読んでいて辛くなった。えこひいきしそうになる。女の私がそうなのだから、男性陣は多分、、、
日本のように70年以上も戦争をしていない国などないのだ。世界的には、日本人はかなり幸せな方だと改めて実感した。
3. 課題が小説を読みながら、背景を調べて、次第に5段落のレポートを提出できるまでに鍛えあげるコースになっている。私は、英検1級、準1級の本で要点を再確認しました。この英作文の授業としては全くありません。ただ、提出しなさいです。ここは上手にAI翻訳サイトを活用しても大丈夫です。
4.課題提出に追い立てられる日々になるだろう。日本時間だと、木曜日の夜、課題を確認して、水曜日までに提出になりました。働きながら卒業できるよう、週、20時間位の勉強時間を目安にカリキュラムは組まれています。しかし、それは英語ができる人を基準にしているので、当然、私たちは、英単語を調べる時間がそれに加わります。
5. 最後のテストが、評価全体の25% も占めていることを、いつまでもゼロ点のままで落ちたと思い込んでいる時に知りました。無事、入学できたら、 学生ポータルにログインしたら、Resources > Syllabus Repository からそのコースの採点基準を最初に確認するのが不可欠です。そうすれば、先の1番で書いた、採点される課題を提出せずにいるようなポカミスは回避できたはずでした。
6.APA Citationは、かなり大事。最初は何これって、面倒くさかったのですが、参照文献を記載する方法は必ず、このコースにいる間に身に着けなければなりません。
7. 最後のテストは、かなりの癖物で、どうやら日常生活に困らない会話、判読能力、Listening 力を見ている。しかし、これは、真面目な日本人が作った英検を勉強していても力がつきません。むしろ、海外ドラマ、映画を数多くみていた方が良い。つまりは、10 weeks コースなんどで身に着けられるような力ではありませんでした。自分は、アメリカのNorth American English ならかなり聞き分けられるつもりでいましたが、どうやらイギリス英語らしくて、???な問題が多かった。そして、私は、イギリス英語の日常会話を勉強するすべを知りません。Hearing自体は、聞き取れたのでNorth American でも、British でもなく、きれいな英語で聞き取りはできました。問題は、微妙な英文の細かいニュアンスの口語の違いをどう勉強するかでした。
自分は、暇な時は、いつもVOA English を流していますが、当然、VOA はNorth American English の上に、口語ではありません。このテストに限れば、BBC Learning English なら口語があったのかどうかは、わかりません。
https://learningenglish.voanews.com/
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/
しかし、日本人にとって、アメリカ、イギリス両方の英語を聞き、書き分けるのは相当に難しい。東京弁と、大阪弁の両方がわかるのは私たちが日本語を母国語としているからです。外国人に、弾丸トークのさんまちゃん面白いやろと言うのと同じです。アメリカ英語を勉強してきた人が、この試験のためだけにBBCに乗り換えるのはおすすめしません。スペルまで違うのに、勉強の途中で混同してしまえば回り道です。
逆に、この試験のためだけに口語英語を勉強しても、会社でこんな英語しゃべっていたら、外国育ちで、日本人としての常識は?と疑われる羽目になるので、NHK の礼儀正しい英会話、仕事で使えるビジネス英語を身に着けるのが王道と思います。
8. 自分は、30年前に一生懸命勉強したままでしたが、今だとTOEICの模擬試験だとおおよそ850位です。文法は、正直、30年以上まじめに勉強していません。通じれば良い程度の英語を無理やり引っ張り出して仕事してきました。文法を忘れている、それが最大の弱点になっています。それでも、何とか、このEng. Comp1 は通過できました。
課題は、Google翻訳で一読したら、自分で英文を推敲する事になります。最後は、700 words 前後の5段落論文を提出する所まで10 weeks で求められます。その間に、先生自ら英文法を直してくれる事はありません。英作文は今はAI翻訳サイトが有料でありその使用を先生自ら紹介してくれるくらいなので、英作文でためらう必要はない時代です。
9. 私は、むしろ3sentences 3文以上のAbstract を1段落提出を求められるのが難しかったです。会社で議事録が苦手だったので、先にこの授業を受けていれば、要点をまとめる訓練をしていなかったと今になって、自分の足らざるを知りました。
それだけでも、この10 weeks は、無駄ではありませんでした。
常に傍らに、大学受験の時にボロボロになるまで勉強してきた受験生のバイブル、原仙の英文法の本を逆引きしていました。どこに何が書いてあった、あそこだよね~っというのが浮かぶ受験の時に勉強したこの本が一番です。
大学が無償で提供してくるOWLも日本人が作った英文法ではないので、英作文の時にわからない所をピンポイントで抑えてくれています。入学したら、是非、どこに何が書いてあったかを早くに一読して、必要な時に参照できるようにしておきたい。 卒業論文など失敗できない時がきたら、1か月1000円位なので、AI翻訳サイトに登録して最後の推敲を任せる手もありだと、書き直しが可能な英作文自体はあまり心配していません。
10. UoPeople は、学生に負担がかからないように図書館を公開してくれています。従い、期間中は論文などが無料で読めます。私も課題提出が終わったら、ゆっくり読み直したい本がいくつかあったのですが、休み中は図書館に入れませんでした。10 weeksは、課題提出に追われて読める時間はないので、自分のPC に資料をダウンロードしておくべきでした。
やっぱり、アメリカの大学は、入るのは良いが、出るのは難しい。自分は、必要なCourseを受けたら、土台全く無理な数学とかわからないので、卒業までは行きつけないかもしれない。生活もあるのです。勉強の両立で、睡眠時間を減らして、抵抗力を落としてしまえば、老後の生活を心配する前にお陀仏です。常に夢中になってしまう性格なので、今は、睡眠確保を第一に考えなければならない時なのです。
休みになって、Hulu でDr. House の一気見していて、完全だらだら寝不足状態ですが、以上、今後受験なさる方への報告でした。
---- 2022/6/6/ 追記ー----
なお、Eng. Comp 1でのノートなどは取っておいたほうが良いです。
今後の授業では同じように課題提出を求められますので、書く作業は不可欠です。
また、必修で、Eng. Comp 2を取らなければならないのですが、それは英語が母国語対象のため、丁寧な説明は一切ありません。従い、懇切丁寧、優しい採点は期待できず、減点法、ばっさりゼロ点もあります。
こんなに親切な授業はEng. Comp1だけでしたので、しっかり基礎を作っておいてください。
↓
小説書いてます。ご一読いただければ幸いです。
わんぐっどてぃんぐ: 第一部 戦中編 (恋愛小説 ファンタジー)